
■イオンがツルハHD株式への公開買付予定の一部変更を発表、注目し直される
ツルハHD(ツルハホールディングス)<3391>(東証プライム)は9月3日、2日続伸基調となって一段と出直り、午前10時を過ぎては7%高の2514.0円(174.5円高)まで上げて約4か月ぶりに年初来の高値を更新している。イオン<8267>(東証プライム)が9月1日付でツルハHDに対する公開買付けの開始予定に関する一部変更について発表し、あらためて「日本最大のドラッグストア連合体」への期待が高まっている。
イオンの発表によると、この一部変更は、ツルハHDが行った株式分割にともなう比例的な調整のみで、他は2025年12月上旬頃を目途に本公開買付けを開始することなどに変更はない。ツルハHDに対する公開買付は25年4月に発表し、以後5か月近く経過していたが、今回の発表によって、あらためて注目し直される様子となっている。ツルハHDは、同社を親会社とするウエルシアHD(ウエルシアホールディングス)<3141>(東証プライム)との経営統合を4月に発表済みでこの統合の効力発生日は25年12月1日(予定)としている。ウエルシアHDの株価も2日続けて大きく出直っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)