【株式市場】日経平均は一時486円高まで上げ円安など好感、横浜市長選の結果も

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7479円85銭(466円60銭高)、TOPIXは1916.51ポイント(35.83ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億7186万株

 8月23日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株反発や為替の円安が好感され、このところ続落だったトヨタ自<7203>(東1)が反発して始まり、円安には感応度が低いとされるソニー<6758>(東1)も堅調に始まりジリ高。海運株も強い。日経平均は179円高で始まり、10時半頃から一段高となって485円86銭(2万7499円11銭)まで上げた。一部には、横浜市長選を受け、次の政府に期待する動きが株価指数の先物で活発化したとの見方もあった。

 この数日調整含みだった日本郵船<9101>(東1)などの海運株が再び活況高。ダブルスタンダード<3925>(東1)は好決算相場が再燃の様子で急反発し連日高値を更新。杉村倉庫<9307>(東2)は横浜市長選を受けてカジノIRの大阪誘致の可能性が高まったとの見方で急反発。すららネット<3998>(東マ)は小中校の中に夏休み明け後の休校がありそうとの見方が言われ出直り継続。アスコット<3264>(JQS)は物流施設開発が好調との見方で高い。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億7186万株、売買代金は1兆1502億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1988銘柄、値下がり銘柄数は154銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が上げ、海運、輸送用機器、ゴム製品、電気機器、その他金融、機械、精密機器、倉庫運輸、金属製品、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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