ケイアイスター不動産が公募増資により約91億円を調達へ

■主力の分譲住宅事業をさらに成長させる運転資金に充当する予定

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は8月23日の取引終了後、公募による新株式発行増資を発表し、最大161万株(公募による新株式発行:一般募集140万株、需要に応じたオーバーアロットメントによる売出し21万株)により約91億円を調達するとした。

 全額を2022年10月末までに、分譲住宅事業の土地仕入れ・建築等の資金に充当する予定。具体的には、主に当社主力事業である国内分譲住宅事業をさらに成長させるための土地仕入れ・建築等の運転資金に充当する予定。

 公募による新株式発行(普通株式140万株)は、2021年9月1日から同年9月6日までの間のいずれかの日を発行価格等決定日とし、大和証券(事務主幹事)、及び三菱UFJモルガン・スタンレー証券を共同主幹事会社とする。一般募集。払込期は同年9月7日から同年9月10日までの間のいずれかの日。

 オーバーアロットメントによる売出し(普通株式21万株)は、大和証券が一般募集の需要状況等を勘案し売出しを行う。

 現在の発行済株式総数は14,246,000株(2021年8月23日現在)、増資後の発行済株式総数は15,856,000株(161万株増加)。発行株数の増加率は11.3%になり、一般的な新株発行増資に比べ小さい増加率にととまるイメージになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る