セルシードは一段と出直る、研究開発を支える「稼ぎ手」次第に充実の見方

株式市場 銘柄

■培養器材の開発・製造に続き他社との共同キャンペーンを発表

 セルシード<7776>(JQS)は9月13日の後場寄り後、5%高に迫る245円(11円高)をつけ、このところの回復相場の中で一段と出直りを強めている。同日付で、長崎大学名誉教授が代表取締役社長を務めるファーマコセル株式会社との共同キャンペーン、『再生医療JAPAN』(10月13日~15日)への出展を発表し、買い材料視されている。

 同社は細胞シート再生医療製品の開発を主目的とする研究開発企業だが、業績は赤字基調。9月1日には、顧客の要望や海外での販売数量の増加に対応するため、フラスコ製品(細胞培養器材新製品)開発・製造施設の稼働を発表しており、市場関係者からは、主事業を支えるための「稼ぎ手」が充実してきたとして注目を強める様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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