【株式市場】日経平均は後場上げ幅を縮小するが値を保ち2日続伸、旅行関連株など高い

株式市場 取引所

◆日経平均は2万9255円55銭(40円03銭高)、TOPIXは2027.67ポイント(1.10ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億1780万株

 10月20日(水)後場の東京株式市場は、日本航空<9201>(東1)やJR東海<9022>(東1)が一段と強含み、自治体単位での「GoTo」再開の動きなどが好感され、百貨店株もしっかり。一方、米株価指数先物が夜間取引で下げているとされ、ホンダ<7267>(東1)が13時頃から軟調転換など、自動車、タイヤ株に値を消す銘柄が見られた。日経平均は前引けより40円ほど高い2万9300円近くで始まり、やや強含む場面はあったが大引けにかけては上げ幅を縮め、小幅高の2日続伸となった。

 後場は、ソフトクリエイトHD<3371>(東1)が一段高となり、引き続き業績予想と配当予想の増額修正など好感されて活況高。地域銘菓の寿スピリッツ<2222>(東1)は観光回復期待で一段ジリ高。アートスパークHD<3663>(東2)は業績拡大期待再燃とされて一段高。アジャイルメディアN<6573>(東マ)はYouTuberプロダクション企業との提携が好感され一段高。白鳩<3192>(JQS)は引き続き業績改善が好感され一段高。

 東証1部の出来高概算は11億1780万株(前引けは6億37万株)、売買代金は2兆7099億円(同1兆4319億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は790(前引けは937)銘柄、値下がり銘柄数は1280(同1105)銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、陸運、証券商品先物、銀行、情報通信、不動産、その他金融、繊維製品、医薬品、保険、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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