SCREENホールディングスが急伸、業績・配当予想の増額など好感され1ヵ月ぶり1万円台

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■第2四半期連結決算が大幅に上振れ期末配当を231円(前期は90円)に

 SCREENホールディングス<7735>(東1)は10月28日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高に迫る1万650円(1040円高)まで上げ、9月28日以来、1ヵ月ぶりに1万円の大台を回復している。28日の15時に発表した第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計)が従来予想を営業利益で24%上回るなど好調で、3月通期の予想を配当も含めて増額・増配とし、好感買いが殺到した。

 第2四半期累計の連結売上高は従来予想を1%上回る1872億円(前年同期比31.2%増)となり、営業利益は従来予想を24%上回る241億円(同3.7倍)となった。半導体製造装置事業が大幅増益となり、ディスプレー製造装置および成膜装置事業は黒字に転換した。これを受け、22年3月期の連結業績予想、配当予想を増額修正し、3月通期の連結営業利益は従来予想を22.5%引き上げて545億円の見込み(前期の2.2倍)とした。3月期末配当は従来予想の1株180円を同231円の見込みとした。前期実績は同90円だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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