東芝データはレシート読み取りアプリ「レシートスキャン」の提供を開始

 東芝<6502>(東1)の100%子会社である東芝データは、東芝テックの電子レシートサービス「スマートレシート(R)」と連携するレシート読み取りアプリ「レシートスキャン」をiOSとAndroid向けに、11月1日から提供を開始した。

 同アプリを使用して紙のレシートを撮影すると、自動的に文字情報がデータ化され、店舗名・購入した商品名や金額などを認識し登録することが可能。登録された情報は、アプリ内で月毎にまとめて振り返ることができ、支出管理の手間の解消に貢献する。

■電子レシートサービス「スマートレシート」と連携し、すべての支出を一括管理

 「レシートスキャン」に登録されたレシート情報は「スマートレシート(R)」に連携されるため、これまでの「スマートレシート(R)」の電子レシートに加えて紙レシートの情報も一括管理できるようになる。また「レシートスキャン」は、支払った情報を手入力できる機能を搭載しており、レシートが手元になくても全てのレシートや支払いをデータとして保存し一括管理することが可能になる。

 東芝は東芝グループ全体でデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、データ活用による新しい価値の創造を目指している。同方針のもと、東芝データは、今後も日々の生活を少しでも価値ある形に変え、データでよりよい未来を共に創造していけるようなサービスの拡充を継続的に行っていく。

■電子レシートサービス「スマートレシート」の概要

 東芝テックが開発した「スマートレシート(R)」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理、提供するシステム。顧客は手元に紙のレシートを残さなくてもスマートフォンで購入履歴をいつでも確認することができ、顧客の買い物における利便性の向上につながるとともに、紙レシートの発行コストや環境負荷を減らすことができる。11月1日のバージョンアップにおいて、「レシートスキャン」との連携機能の追加、ホーム画面のデザイン変更を実施した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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