日本通信がストップ高まで3円に迫る、スマホ搭載で初の電子証明認定に注目集中

■6年続く上値バリアに差しかかり一進一退だが、その分、抜けば大相場の見方も

 日本通信<9424>(東1)は11月11日、急伸して始まり、取引開始後は37%高の284円(77円高)まで上げ、ストップ高まで3円に迫っている。10日午後、「電子署名法に基づく認定を取得」と発表し、認定を受けたサービスはこれまでに9件ある中で、スマートフォンに搭載する電子証明書は当社が初めてとしたため一段と注目される恰好になった。

 子会社myFinTech株式会社が、スマートフォン(iPhone及びAndroid)に秘密鍵及び電子証明書を搭載する「my電子証明書」サービスについて、10日付で電子署名法第4条が定める特定認証業務の認定を受けた。電子署名法に基づく認定を受けたサービスは、これまでに9件ありますが、スマートフォンに搭載する電子証明書は、myFinTechの「my電子証明書」が初めてになるとした。

 株価は年初来の高値294円(2021年3月)に急接近し、ストップ高目前で一進一退となっている。2016年以降、何度も290円台で上げ止まり、横ばい相場が続いてきただけに、290円台を上抜くにはエネルギーが必要との見方があるが、その分、この上値バリア抜けば一気に上値を追う可能性があるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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