マツダ、「MAZDA CX-3」を2機種に再編、予約受注を開始

■人気装備を標準化し選びやすいラインナップに再構築

 マツダ<7261>(東証プライム)は12月11日、コンパクトSUV「MAZDA CX-3」の機種体系を変更すると発表した。全国の販売店で同日より予約受注を開始し、販売開始は12月下旬を予定する。従来モデルの構成を見直し、ユーザーから好評の装備充実と選びやすいラインナップ形成を進めた。

 今回の変更では、ガソリンモデルとディーゼルモデルをそれぞれ1機種に集約した。ガソリンモデルは「15S Urban Dresser Ⅱ」とし、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)や自動防眩ルームミラーを標準装備化した。一方で「15S Touring」「15S Vivid Monotone」は廃止した。ディーゼルモデルは「XD Vivid Monotone Ⅱ」に一本化し、スーパーUVカットガラスやIRカットガラスを新採用する一方、ステアリングシフトスイッチやLEDフロントフォグランプなどの一部装備を廃止した。「XD Touring」も廃止となる。

 マツダは今後、2030年を見据え「ひと中心」の価値観のもとで「走る歓び」の進化を掲げ、日常の移動体験に新たな感動を生み出す姿勢を示す。「MAZDA CX-3」では装備の見直しによる商品性向上を図りつつ、利用者の多様なニーズに応える体制を強めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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