キヤノンは増配など好感され一段と出直る、12月期末配当を従来予想比10円増額

■1株55円(前年同期比15円の増配)とし年100円(20円増)に

 キヤノン<7751>(東1)は12月16日、一段と出直って始まり、取引開始後は2767.0円(98円高)まで上げ、今年10月26日以来の2750円台に復帰している。15日の15時に12月期末配当の増配を発表し、NY市場で上げたこともあり、好感買いが先行している。

 2021年12月期(第121期)の1株当たり配当予想について、「全社一丸となって努力した結果、年間の業績が予想以上に好転する見込みとなりましたので」(発表リリースより)、期末配当を従来予想より10円引き上げて55円(前年同期比15円の増配)とし、年間配当は1株当たり100円(前期比20円の増配)の予定とした。今年の12月期末配当を確保する権利付最終日(買付期限)は12月28日になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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