ニチレイが業績予想の増額など好感され後場一段高、ヨコレイも連想働き一段強含む

■低温物流など好調で通期の営業、経常利益の予想を引き上げる

 ニチレイ<2871>(東1)は2月3日の後場、一段とジリ高傾向になり、13時過ぎには7%高の3130円(215円高)前後で推移し、昨年8月以来の高値に進んでいる。

 2日15時に第3四半期決算と営業利益などの通期見込みの上方修正を発表。
3月通期の連結営業利益は、低温物流の伸長などにより11月の第2四半期発表段階での予想を5億円引き上げて325億円の見込みに見直し、経常利益は同7億円引き上げて327億円の見込みに見直した。売上高、純利益の予想は据え置いた。

 これを受け、2月中旬に四半期決算発表を予定するヨコレイ<2874>(東1)も後場一段と強含み、13時過ぎに888円(12円高)まで上げている。(HC)

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