カーリットホールディングスがサーモグラフィー用材料分野に参入

■低コスト・高性能・大量供給が可能な結晶材料を開発

カーリットホールディングス<4275>(東1)は6日、同社R&Dセンター(RDC)とグループ会社のシリコンテクノロジー(STC)が、新たにサーモグラフィー用材料分野へ参入すると発表した。

車載やセキュリティ用途、エネルギーマネジメントなどで使用される本分野の非冷却赤外線カメラ市場は、世界規模で2,200億円(12年時点)であり、今後も市場拡大が見込まれている。一方、カメラのレンズや窓材に使用される材料は、原料資源の絶対量が少なくコスト高といった点で、普及の妨げとなっている。

そこで、同社では、安価で大量供給が可能なシリコンに目をつけ、RDCとSTCの共同開発によって高い性能を持つ材料を開発した。既に国内外の複数の企業とのサンプルテストを実施し、良好な結果が得られている。

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