精工技研は後場一段と出直る、相次ぐ新製品量産に期待強まる

■第2四半期は営業利益55%増加

 精工技研<6834>(JQS)は1月7日の後場、一段と強含む相場になり、10%高の790円(73円高)まで上げて下値圏から出直りを強めている。昨年11月から12月に「GNSS(GPS)光伝送ユニット量産開始のお知らせ」「医療用マイクロ流路デバイス量産開始のお知らせ」などを発表しており、業績上乗せへの期待が強いとの見方が出ている。

第2四半期連結決算(4~9月・累計)は、前年同期比で売上高が16.9%増加し、営業利益は54.7%増加。受注残は8.8%増加。3ヵ月ごとに見ると、第1四半期は減速するも、第2四半期は売上げ・利益ともに回復した。通期では新規事業として100G、400G大容量高速通信対応光デバイスの量産化などが寄与し始める期待があり、業績予想に強気の見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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