アステナHDが出直り強め約2週間ぶりに400円台を回復

■岩城製薬にとって初の長期収載品などの新展開に注目し直す

 アステナホールディングス(アステナHD)<8095>(東1)は2月2日の後場、403円(10円高)で始まり、1月20日以来、約2週間ぶりに400円台復帰となっている。このところの株価は1月27日の366円を下値に回復基調。11月決算を発表した翌日の1月14日に大きく下押したが、この前後は日経平均の下げが強まる頃合いだったため、全体相場の軟弱な地合いの影響が大きかったとみられている。

 2022年4月からは、事業子会社・岩城製薬株式会社が欧州系の製薬大手ヤンセンファーマから「『ニゾラール』ローション2%」の日本における製造販売承認を承継すると共に販売の移管を行い、岩城製薬にとって初となる長期収載品の取扱いとなる(21年12月発表)。今後、更なる取扱製品の拡充を目指すとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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