【株式市場】日経平均は後場一段と上げ455円高、4日続伸、好決算銘柄など高い

東京証券取引所

◆日経平均は2万7533円60銭(455円12銭高)、TOPIXは1936.56ポイント(40.50ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億7456万株

 2月2日(水)後場の東京株式市場は、大引け後に四半期決算発表を予定するソニーG<6758>(東1)が一段と上げて始まり、中盤は一進一退だったが大引けにかけて一段高。日本製鉄<5401>(東1)や三越伊勢丹HD<3099>(東1)も一段高で始まり強調推移。日経平均は寄りあとから前場の高値に迫って推移し、14時には上回り486円14銭高(2万7564円62銭)まで上げ、大引けまでほぼ上げ幅を保ち大幅高で4日続伸となった。

 後場は、13時30分に四半期決算を発表した日本ハム<2282>(東1)、ダイセル<4202>(東1)が急伸。アサヒ衛陶<5341>(東2)は元社長逮捕によってアク抜けとされ次第高。日本アビオニクス<6946>(東2)は新型コロナ、5G、防衛関連など材料株妙味の多彩差が注目され一段ジリ高。東映アニメ<4816>(JQS)は版権豊富でM&Aの魅力大とされ連日活況高。アスカネット<2438>(東マ)は一段と上げ非接触・空中ディスプレイ式レジのセブンーイレブンでの実証実験への期待再燃などでストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億7456万株(前引けは6億6223万株)、売買代金は3兆3243億円(同1兆6293億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は2040(前引けは1978)銘柄、値下がり銘柄数は111(同157)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けも31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、証券商品先物、鉄鋼、サービス、電機機器、化学、非鉄金属、繊維製品、その他製品、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る