昭和電線HDは3月期末配当50円(前期比30円増)など好感され大きく出直る

業績でみる株価

■第3四半期は売上高が28%増加し営業利益は62%増加

 昭和電線ホールディングス(昭和電線HD)<5805>(東1)は2月4日の前場、10%高の1929円(181円高)まで上げた後も8%高前後で推移し、前引けも8%高に迫る1883円(135円高)で大きく出直った。3日の15時に発表した第3四半期決算が連結営業利益(2021年4~12月・累計)が62%増加するなど好調で、3月期末配当の増額修正も好感された。朝高のあと値を消した銘柄もある中で値もちの良さが注目されている。

 第3四半期連結決算(2021年4~12月・累計)は、売上高が前年同期比27.8%増加し、営業利益は同62.2%増加、経常利益は同57.3%増加し、純利益も同51.1%増加した。3月期末配当を1株につき従来予想の40円から50円の予定に増額修正し、前年同期比30円の増配とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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