マルマエが後場一段高、業績予想など増額修正、8月期末配当は従来予想の18円を22円に

■第2四半期の営業利益は従来予想を32%引き上げる

 マルマエ<6264>(東1)は2月9日の後場、一段高で始まり、7%高の2530円(174円高)まで上げた後も2500円前後で推移し、大きく出直っている。前引け後に第2四半期累計期間(2021年9月~22年2月)の業績予想の大幅な増額修正と、2月中間配当、8月期末配当の増配を発表し、好感されている。

 第2四半期累計期間の業績予想は、半導体分野の市場が好調に推移したことと、FPD分野も市場が当初想定以上に好調であったこと、などを受け、売上高は従来予想を10.2%上回る39億円の見込みに引き上げ、営業利益は同31.6%上回る11.84億円の見込みに、純利益は同34.2%上回る8.36億円の見込みに引き上げた。

 また、配当は、2月中間配当、8月期末配当とも各々1株当たり従来予想の18円を22円の予定に増配するとした。これにより、年間配当金は1株当たり44円(前期は24円)の予定になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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