【株式市場】日経平均は一時605円安、ウクライナ情勢を受け医薬品、鉱業を除き安い

株式市場 取引所

◆日経平均は2万6327円90銭(582円97銭安)、TOPIXは1877.01ポイント(33.67ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億3867万株

 2月22日(火曜)前場の東京株式市場は、ロシアがウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を認め、同勢力の安全確保を目的に派兵を指示と伝えられ、売り先行となった。日経平均は395円安で始まったあと下げ幅500円台で推移し、午前11時には一時605円59銭安(2万6305円28銭)まで下押し、前引けは583円安だった。中で、新薬臨床試験好調の第一三共<4568>(東1)などは高い。

 トヨタ自<7203>(東1)などはジリ安基調だった一方、日本郵船<9101>(東1)などの海運株は朝方を安値に回復基調。ロブテックス<5969>(東2)は業績一段上振れ期待など言われ一段高。ヘッドウォータース<4011>(東マ)はマスク付き顔認証技術などが言われて出直り拡大。シーズメン<3083>(JQS)はメタバース関連事業に期待とされ出直り拡大。

 22日上場のCaSy(カジー)<9215>(東マ)は買い気配を上げ、午前10時30分過ぎに2001円(公開価格1350円の48%高)で初値がつき、2098円まで上げて前引けは1548円。

 東証1部の出来高概算は5億3867万株、売買代金は1兆3294億円。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は229銘柄、値下がり銘柄数は1877銘柄。

 また、東証33業種別指数は医薬品、鉱業の2業種が値上がりしたのみで、下落率の大きい業種は、ゴム製品、ガラス土石、輸送用機器、保険、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る