アイリッジの「FANSHIP」が銀行口座から直接支払いできるスマホアプリ「Ban Pay」に導入

■「Bank Payアプリ」のマーケティング機能として採用

 アイリッジ<3917>(東マ)は、提供するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」が、日本電子決済推進機構(東京都千代田区、「JEPPO」)の「Bank Payアプリ」に導入されたと発表した。

 「Bank Payアプリ」は、日本全国の金融機関が加盟するJEPPOが2019年10月より提供するスマホ決済サービス「Bank Pay」を搭載したスマホ決済アプリである。「J-Debit」の決済インフラを活用した決済スキームで、金融機関の口座と紐づけて利用するため、事前チャージ不要で口座から即時に引き落とされるのが特長。2022年1月時点でメガバンクから地域金融機関まで、123行の金融機関口座に対応しており、コンビニや全国チェーンの大手加盟店を含む全国13万箇所以上で利用できる。

 また「Bank Pay」の決済機能は企業のオリジナルアプリへの提供も行っており、小売やメーカー等アプリの独自決済システム基盤としても導入が増えている。

 「Bank Pay」は、2021年10月に取扱金融機関と加盟店(利用可能店舗)を拡充し本格始動しており、今回さらなる顧客体験向上に向けた各種施策やマーケティング機能強化のため、アイリッジのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」が導入された。「FANSHIP」はメガバンクをはじめとして全国50以上の金融機関での豊富な導入実績があり、加えて、プッシュ通知やアプリ内メッセージ、クーポンなどがスピーディーかつ柔軟に実装でき、小売アプリでのマーケティング施策に数多く活用されている実績が高く評価され採用された。
 
 今後は、シナリオに沿った自動プッシュ通知やOne to Oneコミュニケーションを通じて「Bank Payアプリ」のマーケティング機能強化を支援するとともに、「Bank Pay」サービスの1つとして、企業オリジナルアプリへの機能提供も目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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