
■実践的なシナリオで商談力を磨く 評価機能で課題を可視化
かんぽ生命保険<7181>(東証プライム)は5月から、エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)が提供するAIアバターを用いた研修システム「exaBase ロープレ」を導入したと発表。法人営業部門の若手社員を対象に、実践的な営業スキルの習得を目指す取り組みだ。
同システムでは、実際の商談場面を想定したシナリオをAIアバターと対話形式で練習できる。業種別に設定可能なアバターと自由な会話を通じ、テレアポから提案まで多様な営業場面を再現。100点満点の定量的評価と個別フィードバックで課題を明確にする。管理者は研修進捗を一覧確認でき、回答内容のテキストや動画記録も残せる。
全国2万カ所のネットワークを持つかんぽ生命は、教育対象者の多さが課題だった。新システムにより、統一基準での効果的研修と自主学習環境の整備を実現。従来の教育担当者による指導と併用し、営業力強化を図る。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)