マネックスGはストップ高を交えて急伸、ビットコイン急伸、投資ファンドによる大量保有など材料視

■香港の投資ファンド「重要提案行為」と伝えられ、がぜん思惑含みに

 マネックスグループ(マネックスG)<8698>(東1)は3月1日の後場、19%高の617円(99円高)で始まり、前場の一時ストップ高(100円高の618円)に次いで急伸商状となっている。グループに暗号資産(仮想通貨)交換業のコインチェック株式会社があり、ロシア・ウクライナ情勢を受けてビットコインが一時4万4000ドル台に急伸したこと、昨28日の午後、投資ファンドによる大量保有報告書の提出が確認されたと伝えられたこと、などが買い材料視されている。

 「香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントがマネックスグループ株を5%超保有していることが28日、オアシスが関東財務局に提出した大量保有報告書で分かった」日経QUICKニュース2月28日15:37)と伝えられた。保有比率は2月7日時点で5.08%で、保有目的として、「ポートフォリオ投資および重要提案行為」などとしているもようで、がぜん、思惑含みになっている。600円台は、取引時間中としては今年1月25日以来。下値圏にあるため、一段と出直るかどうか注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る