久世は後場もストップ高買い気配、国分グループ本社との資本業務提携など好感される

■発行株数の19.99%を割当て国分グループ本社が筆頭株主に

 久世<2708>(JQS)は3月22日、朝の取引開始から買い気配のままストップ高の788円(100円高)で推移し、後場もストップ高買い気配でスタート。値がつけば終値ベースで2021年8月16日以来の700円台に復帰する急伸相場となっている。18日の15時、酒類や食品の卸大手、国分グループ本社(東京都中央区、非上場、國分勘兵衛代表取締役会長兼CEO)との資本業務提携、第三者割当増資、筆頭株主の異動などを発表し、買い材料視された。

 発表によると、コロナ禍によって影響を受けた業績の回復や財務基盤の強化を図るとともに、事業価値の最大化を図る目的で本提携に至り、第三者割当により、本提携先(国分グループ本社)に対し924,945株(割当後の発行済株式総数の19.99%、小数点以下第三位を切捨て)の普通株式を割り当てる予定。払い込み価格は1株につき757円、調達資金の額は約7億円。払込予定日は2022年4月11日。国分グループ本社は筆頭株主となる予定、とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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