ブロードリーフは後場一段と強含む、「サブスク」本格導入初期の売り上げ減を消化

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■クラウドソフト「.c(ドット・シー)シリーズ」に車検などの「スーパー検査員」を新搭載

 ブロードリーフ<3673>(東1)は3月23日の後場、一段と強含む相場になり、13時30分を過ぎて本日これまでの高値になる7%高の367円(24円高)まで上げている。15日付で、同社が開発・提供するクラウドソフトウェア「.c(ドット・シー)シリーズ」に車検・点検に特化した「スーパー検査員」を搭載すると発表し、以後、断続的に出直りを強めている。

 今期・22年12月期の連結業績予想は売上高を40%減とし、各利益は赤字を想定するが、主因は新たなクラウドソフトウェアの本格化とともに月額サブスクリプション契約への転換が本格化し、従来の複数年分の一括売上げ計上に比べて売上計上額がダウンするためとしている。これは数年後には平準化され、月額サブスク方式は収益の安定化につながる。このためか、株価は決算発表前の水準を回復して強もみ合いとなっている。同様にサブスク方式の本格導入を進めているデータ・アプリケーション<3848>(JQS)も堅調推移となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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