旭化成は直近3日間の下げを一気に回復、ESG高対応銘柄の株価指数に採用など好感される

■FTSEの環境対応指数、年金基金などベンチマークに使い買い拡大も

 旭化成<3407>(東証プライム)は4月8日の後場4%高の1061.0円(39.0円高)で始まり、日々の終値との比較では直近3日間の続落幅を一気に取り返す反発となっている。7日付で、英系FTSE Russell社が算出するESG高対応銘柄の株価指数『FTSE Blossom Japan Sector Relative Index』の構成銘柄に採用されたと発表し、買い材料視されている。

 この株価指数は、脱炭素をはじめとするSDGsやESGへの取組、実績などに優れた企業で構成される指数で、発表によると、世界最大の投資家とされる日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、新たに採用したESG指数でもあるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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