クリーク・アンド・リバー社は続伸基調、今期も最高益予想の好決算と中期計画の上方修正など好感

■今期の配当は3円増の23円の予定とし12期連続の増配に

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は4月8日、朝方の5%安(93円安の1893円)を下値に切り返し、後場は13時にかけて4%高(84円高の2070円)まで上げて続伸基調となっている。7日の15時に発表した2022年2月期の連結決算が各項目とも連続最高を更新し、同時に中期計画の業績目標の上方修正も発表。あらためて注目の強まる相場となっている。

 22年2月期の連結業績は営業利益が前期比39.4%増の34.11億円となり、従来予想を20%近く上回る着地で連続最高を更新した。グループの中核を担うクリエイティブ分野(日本)におけるプロデュース事業やライツマネジメント事業、医療分野におけるエージェンシー事業が好調に推移し、連結を構成する16社中14社が前期からの利益向上を果たし、すべての項目で過去最高の業績となった。今期・23年2月期の連結営業利益の予想は17.2%増の40億円。配当(期末のみ)は1株につき3円増の23円の予定とした。12期連続の増配になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る