住友不動産が上場来の高値を更新、『公示地価』を受け不動産株の上げ目立つ

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■三菱地所は2015年以来の高値、三井不は最高値に迫る

 住友不動産<8830>(東証プライム)は3月27日、ジリ高基調となり、午前10時40分にかけて5%高の5485円(257円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新し、その後も5400円台で堅調に売買されている。国土交通省が26日に発表した『公示地価』(2024年1月1日時点)の値上がりが目立ち、買い材料視されている。三井不動産<8801>(東証プライム)は3日前につけた上場来の高値に迫り、三菱地所<8802>(東証プライム)は一時3%高の2782.5円(86.5円高)まで上げて3日ぶりに直近の高値を更新して2015年以来の高値に進んでいる。

 『公示地価』(2024年1月1日時点)については、「全用途の全国平均は前年比2.3%上がり、伸び率はバブル期以来33年ぶりの高さ」(日系速報ニュース)などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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