イトーキ、NTT Com、ドコモがニューノーマル時代の新たなコミュニケーションサービス「office surf」の実証実験を開始

■コロナ禍で失われた”雑談”を取り戻し、企業の抱えるコミュニケーション課題を解決

 イトーキ<7972>(東証プライム)、NTTコミュ二ケーションズ(NTT Com)、NTTドコモは4月12日、ニューノーマル時代のハイブリッドワークにおけるコミュニケーション課題の解決に向けた検証に取り組んでいくと発表。

 イトーキが新たに開発した什器に、NTT Comが提供するオンラインワークスペース「NeWork(ニュワーク)」とドコモが提供する法人向け共通認証ID「ビジネスdアカウント」を組み合わせた新たなコミュニケーションサービス「office surfTM(オフィスサーフ)」を活用し、働く場所の異なる社員同士の”雑談”を生み出し、社内コミュニケーションを活性化する実証実験(同実証実験)を4月12日から2022年6月30日(木)まで実施する。

 今後、バーチャルオフィスとリアルなオフィスをシームレスにつなぐことで、離れた場所にいる社員同士のスムーズなコミュニケーションを実現し、快適な「働く環境」づくりに取り組んでいく。​
■ハイブリッドワーク環境で気軽な会話や相談をする場の提供が課題

 リモートワークとオフィスワークを組み合わせた働き方「ハイブリッドワーク」が主流となり、働く場所がますます分散されていく中、これまで新たなアイデアが生まれるきっかけとなっていたオフィスでの気軽な会話や相談ができる環境を求める声が高まっている。また、「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査」では、仕事中の“雑談”があるほうがリモートワーク下でのストレスを解消できていることが示されており、ハイブリッドワーク環境で気軽な会話や相談をする場を作ることは企業にとっても課題となっている。

■実証実験の概要

 今回の「office surf」を用いた実証実験において、イトーキが本実証実験用に什器の開発を行い、カフェやラウンジのような場所に常時オンラインワークスペースを設置する。これに、NTT Comが提供する「NeWork」とドコモが提供する「ビジネスdアカウント」を組み合わせることで、新たなログイン情報の登録やWeb会議設定の手間もなく、会話できる空間を実現する。

 オフィスワークでは、休憩時やちょっとした隙間時間に常時オンラインワークスペースに足を運ぶだけで、気軽にバーチャルオフィスにいる人と会話できる空間を提供する。

 リモートワークにおいても、あたかもオフィスにいるかのようにオンライン上で気軽に会話・相談をすることができる。

 このように、ハイブリットワークに焦点を当てたバーチャルとリアルを融合させたオフィスづくりを通じて、社員同士のコミュニケーションの活性化、ストレスの軽減状況などをさまざまな指標から検証する。

■今後について

 3社は今後も、「office surf」の商用化を見据えた取り組みを展開することで、今後のニューノーマルな働き方にあった円滑なコミュニケーションの実現をめざし、快適な「働く環境」づくりに取り組んでいく。また、「ビジネスd アカウント」が持つ会員基盤におけるデジタルマーケティングの活用などによる「office surf」の利用促進を図っていく。

 なお、同実証実験の内容については、2022年4月に開催される最先端のオフィス環境を提案する国際トレードショー「オルガテック東京2022」にて展示予定。

【用語解説】

 NeWorkとは、従来のWeb会議サービスでは難しかった立ち話感覚での雑談やちょっとした相談が活性化できるようにデザインされたコミュニケーションサービス。ログインしておくことで、同じオフィスにいるかのように、チームやプロジェクトのメンバーに話しかけることができる。

 ビジネスdアカウントとは、法人の顧客が無料で利用できる共通認証ID。生体認証によるパスワードレスのログインや、24時間365日体制のセキュリティ監視などの対策のもと、各種ソリューション・サービスを「ビジネスdアカウント」1つで利用できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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