日本水産など続伸で始まる、ロシアに対する最恵国待遇の撤回を受け水産市況高の期待

証券取引所 銘柄

■極洋、マルハニチロも続伸基調、過度な円安の一服も好材料に

 日本水産<1332>(東証プライム)は3日続伸基調で始まり、取引開始後は582円(11円高)まで上げて年初来の高値584円(3月28日)に迫っている。政府が対ロ経済制裁の一環としてロシアに対する最恵国待遇の撤回を決めたと伝えられ、ロシア産の水産物の関税が上がり、水産市況の上昇が見込まれるとの見方があり、今朝も買い優勢となっている。極洋<1301>(東証プライム)、マルハニチロ<1333>(東証プライム)も続伸基調で始まった。

 水産株については、円安が過度に進むと海外で仕入れる際に「買い負け」が発生すると危惧する見方がある。しかし、21日朝の円相場は反発して始まり、1ドル127円台に戻っているため、懸念は幾分後退しているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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