東京応化工業が出直り強める、半導体製造装置への需要拡大に加え年金の買いも期待

半導体

■GPIFが活用する株価指数に採用され年金より先に買う様子も

 東京応化工業<4186>(東証プライム)は4月21日、再び出直りを強めて始まり、取引開始後は7070円(330円高)まで上げ、約1週間ぶりに7000円台を回復している。日本の年金運用機関GPIF(日本年金積立金管理運用独立行政法人)が資金有用の際に活用する株価指数とされる「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されたと4月11日に発表しており、世界的な半導体不足と製造装置への需要拡大が伝えられる中で注目されている。年金より先回り的に買う様子もあるようだ。

 半導体やディスプレイの製造に必要なフォトレジストなどの化学薬品、製造装置を提供し、12月決算発表では今期も売上高、各利益が連続最高を更新する見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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