NTTが後場一段と強含む、外部環境の影響小さいリスクヘッジ銘柄とされ高値に迫る

株式市場 銘柄

■TOPIX浮動株比の見直しも追い風とされ「目標株価」引き上げも安心要因に

 日本電信電話(NTT)<9432>(東証プライム)は4月25日の後場、一段と強含んで始まり、13時にかけて3799円(27円高)まで上げ、4月21日につけた株式分割を調整後の2000年以来の高値3819円に向けて出直りを強めている。海外金利の上昇懸念や急激な円安といった外部環境悪化の影響が相対的に小さいスクヘッジ銘柄とされている上、野村証券が4月18日付で目標株価を引き上げ、それまでの4100円から4290円に見直したと伝えられ、買い安心感があるようだ。

また、東証がTOPIX(東証株価指数)構成銘柄の浮動株比率を4月から6月にかけて段階的に見直すとされ、政策保有株(もちあい株)の割合に応じて浮動株比率が見直される中で、同社株には相対的な買い需要が発生するとされている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る