【材料でみる株価】sMedioは共同出資でIoT事業に進出、今期61%増益

材料でみる株価

sMedio<3913>(東マ・売買単位100株)は次なる事業の柱としてIoT(Internet of Things)分野の進出に取り組む。スマートデバイスや情報技術は進化を続け、さまざまな機器がインターネットでつながるIoT社会が実現されようとしており、市場はインターネット時代からIoT時代へ急速にシフトしている。

そこで、同社はクラウドサービス事業とIoT事業に精通して株式会社タスデザイングループ代表取締役である西本雅一氏と、モバイル通信業界に長く従事しIoT関連事業分野で広い見識を有している菊池正和氏と、共同でIoT事業子会社を設立することにした。

子会社の名称はブイログ、8月3日に設立。資本金は3500万円で、出資比率はsMedioが78.6%、西本雅一氏14.3%、菊池正和氏7.1%となっている。

sMedioとしては既存事業に加えて第2の収益源にIoT事業を育成させる方針で、今期の業績に与える影響は軽微にとどまるものの、中長期的には業績向上の一翼を担うものと期待されている。

2015年12月期の業績はブルーレイ再生ソフト開発が好調で推移し売上高12億3000万円(前期比25.6%増)、営業利益3億2000万円(同61.6%増)を見込んでいる。

株価は年初来高値が1148円(5月12日)、同安値が850円(7月9日)で21日前場終値は945円。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る