【話題株】藤倉コンポジットは「膨脹式救命いかだ」に注目集まり後場一段高

■知床で発生した観光船の沈没事故を受け連想買い集まる

 藤倉コンポジット<5121>(東証プライム)は5月30日の後場一段高となり、14時過ぎに8%高の886円(64円高)まで上げて戻り高値に進んだ。4月30付で、「膨脹式救命いかだが『NHKサタデーウオッチ9』(4/30放送)の取材を受けました」と発表しており、北海道・知床で発生した観光船の沈没事故を受けて観光船の救命設備の拡充が求められる中で絶好の材料株として注目が強まった。

 発表によると、同社の「小型船舶用膨脹式救命いかだ」が「NHKサタデーウオッチ9」の取材を受け、岩槻工場(埼玉県さいたま市岩槻区)内試験プールにて非常時にもボタン一つで簡単に「いかだ」(6名定員)の投下、膨脹を行う事が可能な様子や、レポーターによる「いかだ」への乗り込みの様子が放送された。

 知床で発生した観光船の沈没事故を受け、このところ、小型観光船の救難救命設備の拡充と一部機材の設置を義務化する政府方針などが伝えられている。このため、同社株は、関連製品を製造する上場会社としては小型軽量株になること、5月中旬に発表した3月決算が大幅増益で業績好調なこと、などが言われて脚光を浴びていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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