【株式市場】訪日観光客や消費関連株など強く日経平均は後場も値を保ち反発

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万683円95銭(90円28銭高)、TOPIXは1664.88ポイント(9.51ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億4087万株

チャート15 23日後場の東京株式市場は、為替が円安基調のまま横ばいとなったため、王子ホールディングス<3861>(東1)が前場上げたまま高値圏で強調展開を続け、対ドルでは円高が有利なソニー<6758>(東1)は一段ジリ高となり、日経平均は80円高の2万680円前後で小動きを続け反発した。ただ、東証マザーズ指数は前引けから軟調で、日経JASDAQ平均も大引けは小安くなった。

 後場は、三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)が業績好調予想や訪日観光客の増加傾向などを期待材料に一段ジリ高となり、本日から東証1部に昇格した日本ビューホテル<6097>(東1)も一段強含むなどホテル株が総じて強く、日本航空<9201>(東1)は原油安や訪日旅客増などが言われて10日続伸。レアジョブ<6096>(東マ)三井物産<8031>(東1)の出資を受ける提携が好感されて終日ストップ高。FFRI<3692>(東マ)などのセキュリティ関連株も高い。

 東証1部の出来高概算は18億4087万株(前引けは9億379万株)、売買代金は2兆2069億円(同1兆843億円)。1部上場1892銘柄のうち、値上がり銘柄数は1259(同1016)銘柄、値下がり銘柄数は520(同709)銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、空運、小売り、食料品、陸運、その他製品、医薬品、水産・農林、保険、などとなった。

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