昭文社HDが後場一段高、自治体・観光関連施設向けの『EV充電スタンド』に注目集中

■子会社マップルがヘッドスプリング社と共同展開との発表を受け急伸

 昭文社ホールディングス(昭文社HD)<9475>(東証スタンダード)は6月3日、午前11時頃から急動意となり、13時過ぎには10%高の454円(43円高)まで上げて一段高となった。「自治体・観光関連施設向けに『EV充電スタンド』の提供を開始」と同日付で発表しており、買い材料視されている。

 発表によると、子会社の株式会社マップルとヘッドスプリング株式会社(東京都品川区)が共同で「EV充電スタンド」の提供を6月から開始する。自治体や観光施設向けに提供をスタートし、観光地における電気自動車(EV)の利用環境の整備に寄与し、EVで観光する世界の実現を目指して取り組んでいく。

 既に「マップルラボ」でEV充電ステーションマップを公開しているが、マップルが保有する観光情報やマップルとヘッドスプリングが共同で開発した旅行プランニングエンジンを活用し、EV利用者のための観光情報の提供や旅行プランの作成支援サービスの提供など予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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