インテリジェント ウェイブが一段高、全体相場が冴えず投資の基本の「業績」に立ち返って選別買いの見方

■2024年6月期の営業利益は21年6月期の2倍めざす

 インテリジェント ウェイブ<4847>(東証プライム)は6月15日、一段高となり、取引開始後は10%高の826円(76円高)まで上げ、年初来の高値を4日連続更新している。2024年6月期の営業利益を21年6月期のほぼ倍増と計画するなどで業績は好調。前週後半から全体相場が大幅続落となる中で、投資の基本である「業績」に立ち返って選別買いされているとの見方が出ている。

 ソフトウェア開発を行い、クレジットカードのフロントエンド業務に強みがある。キャッシュレス化の広がりとともに事業も拡大。情報セキュリティー分野も拡大中。中期的な経営目標として、2024年6月期の売上高を150億円、営業利益率15%とする「15ALL(フィフティーンオール)」を掲げている。24年6月期の営業利益は22.5億円と、21年6月期実績のほぼ倍増を計画する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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