日東工器が一段高、営業利益の進ちょく率81%、自社株買いも好感

■第3四半期累計の営業利益は12.2%増加

 日東工器<6151>(東証プライム)は2月2日、一段高の9%高は1719円(140円高)で始まり、2022年1月以来の1700円台にを回復した。その後は一進一退だが、1日の15時に発表した第3四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)が好感され、買い優勢となっている。

 自社株買いは、取得株式総数80万株(保有自己株式を除く発行済株式総数の3.94%)、取得総額10億円を各上限として、2023年2月2日から24年2月1日までの予定で行うとした。

 第3四半期連結決算(2022年4~12月・累計)は売上高が前年同期比13.2%増の213.50億円となり、営業利益は同12.2%増の29.27億円となった。3月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は3620億円(前期比7.9%増)。第3四半期までで通期予想の81%を確保したことになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る