【株式市場】日経平均は133円高、朝安の後切り返し連日高値を更新

◆日経平均は3万2350円58銭(133円15銭高)、TOPIXは2224.07ポイント(24.28ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億3281万株

 6月6日(火)前場の東京株式市場はNY株の反落などを受けて朝方は自動車、電気精密、大手商社などが軟調に始まったものの、これらは次第に持ち直して小高くなり、住友商事<8053>(東証プライム)や信越化学<4063>(東証プライム)などは高値を更新した。海外勢による株価指数連動型の買いが根強いとの見方や9日のメジャーSQに向けた動きの見方。神戸製鋼<5406>(東証プライム)も高値を更新した。配送の見直しが伝えられたセブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)も高い。日経平均は朝方の283円56銭安(3万1933円87銭)を下値に切り返し、前引け間際に137円72銭高(3万2355円15銭)まで上げて取引時間中の1990年以来の高値を更新した。

 ファーマフーズ<2929>(東証プライム)が急伸し第3四半期決算の黒字化など好感。立花エレテック<8159>(東証プライム)は向う3年間の大規模な自社株買い計画などに注目集まり活況高。インテリジェント ウェイブ<4847>(東証プライム)は翔泳社のテクノロジー雑誌WEBメディアで紹介され注目再燃と高値更新。SDSホールディングス<1711>(東証スタンダード)はリサイクル太陽光発電パネル事業への期待で一時ストップ高。ショーケース<3909>(東証スタンダード)は個人認証の新サービス等への期待衰えず再び急伸し一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億3281万株、売買代金は1兆7340億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は745銘柄、値下がり銘柄数は1016銘柄。

 東証33業種別指数は23業種が値上がりし、鉱業、卸売り、鉄鋼、建設、保険、水産農林、機械、輸送用機器、小売り、食品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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