ミズホメディーは年初来の高値に迫る、きょう開催の「ヘリコバクター学会」に注目の様子

■業績好調で5月には12月通期の予想などを大幅に増額修正

 ミズホメディー<4595>(東証スタンダード)は6月24日、大きく出直り、13時にかけては6%高の2528円(137円高)前後で売買され、6月10日につけた年初来の高値2582円に迫っている。業績が好調な上、同日15時過ぎに開催される「第28回日本ヘリコバクター学会学術集会、アフタヌーンセミナー2」で、「クラリスロマイシン耐性H.pyloriの新しい簡易迅速検査法と除菌療法への有用性」と題したセミナーが開かれると5月に発表しており、これが期待材料視されたとの見方が出ている。

 第1四半期決算(2022年1~3月)は、遺伝子検査キット「スマートジーンSARS-CoV-2」の需要が予想を大きく上回るなどで、営業利益が前年同期の3.1倍になり、四半期純利益も同2.9倍となるなど好調だった。5月9日に業績予想の増額修正を発表し、12月通期の予想は、従来予想に対して売上高を23%引き上げ、営業利益は同44%引き上げ、純利益は同43%引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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