【編集長の視点】平賀は連続最高純益更新・大幅増配を手掛かりに売られ過ぎ修正期待

編集長の視点

■チラシなどの販促グッズに注目

 平賀<7863>(東証スタンダード)は、今2023年3月期純利益が、連続して過去最高更新と予想され配当も大幅増配が予定されていることを手掛かりに小口ながら売られ過ぎ修正期待の打診買いが入っている。新型コロナウイルス感染症の新規感染者が再びリバウンドしているが、行動制限解除のなかリオープン(経済活動再開)関連株が幅広く物色されており、この関連株の一角として同社のチラシなどの販促グッズに注目、フォローの材料視されている。

■既存顧客には新商材の販路を拡大し新規顧客の積極開拓

 同社の今2023年3月期業績は、売り上げ87億円(前期比2.3%増)、営業利益6億円(同8.3%増)、経常利益6億5000万円(同8.6%増)、純利益4億3000万円(同11.4%増)と続伸が見込まれている。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で大きく落ち込んだ2021年3月期業績から前2022年3月期業績は、期中に2回も上方修正してV字回復しており、今期はさらに続伸を見込んでいるもので、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。

 既存顧客への新商材の販路を拡大させるとともに、流通、外食などの新規顧客の開拓も積極化し、最新印刷機械導入などの継続投資で生産性をアップさせ業務効率化を推進することなどが要因となる。配当は、業績が落ち込んだ2021年3月期は無配に転落したが、前2022年3月期は年間15円に復配し、今2023年3月期は、年間30円と倍増配を予定している。

■PER6倍、PBRは0.8倍、配当利回り3%の修正で年初来高値へ挑戦

 株価は、今年2月に前期業績の2回目の上方修正をしたが、感染拡大の「第6波」とまん延防止等重点措置の適用が響いて年初来安値924円まで売られ、期末の配当権利取りなどを交えて年初来高値1152円まで買い直され、足元では25日移動平均線に上値を抑えられながらも下値硬直性を示している。PERは6.21倍、PBRは0.87倍、配当利回りは3.25%と売られ過ぎであり、25日線突破から年初来高値1152円へのキャッチアップを強めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞・株式投資情報編集長=浅妻昭治)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る