朝日インテックは後場一段と強含む、胆膵領域における内視鏡治療装置への期待強く4日続伸

■内視鏡ダイレータ「トルナス イーエス」発表から連日高い

 朝日インテック<7747>(東証プライム)は7月6日の後場寄り後に一段と強含んで上値を追い、6%高の2347円(143円高)まで上げて4日続伸基調となっている。6月30日付で、胆膵領域における内視鏡治療で使用する内視鏡ダイレータ「Tornus ES(トルナス イーエス)」の国内での独占販売契約をオリンパス<7733>(東証プライム)と締結と発表し、以後、株価は連騰となっている。

 発表によると、当製品は、同社グループが開発・製造し、2022年6月30日からオリンパスが販売する。オリンパスは主力の消化器内視鏡で世界トップシェアを誇っており、内視鏡処置具においても高い競争力を有している。両社は、消化器疾患用の胆膵内視鏡処置具についても同様の基本合意書を締結しており、内視鏡ダイレータ「Tornus ES」の販売は、内視鏡ガイドワイヤー「Fielder 18」の販売に続く提携になるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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