萩原電気HDが戻り高値に進む、来年4月に佐鳥電機と経営統合、「エレクトロニクス総合商社の役割も変化」

■経営資源を集中し、強みを生かすことで規模を拡大し従来以上の付加価値を提供

 萩原電気HD(萩原電気ホールディングス)<7467>(東証プライム)は7月29日、一段と出直って始まり、取引開始後は3480円(85円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。28日午後、佐鳥電機<7420>(東証プライム)とともに共同持株会社設立(株式移転)による経営統合について発表し、買い材料視されている。2026年4月1日付(予定)で、持株会社の株式を上場させる方針とした。電子部品・半導体商社の再編になり、業界他銘柄の株価にも刺激要因になるとの期待が出ている。

 発表によると、両社は、半導体、電子部品、電子機器を扱うエレクトロニクス総合商社としてグローバルに事業を展開している。現在のエレクトロニクス市場は、次世代自動車のみならず、製造業をはじめとした多くの産業におけるスマート化に向けた課題解決のためのIoT、AI、エッジコンピューティング、更には生成AIやDXへの対応等や技術活用ニーズが急速に高まっている。このような環境変化の中で、エレクトロニクス総合商社の役割も変化している。このような事業環境のもと、両社は経営資源を集中し、強みを生かすことで事業規模を拡大し、従来以上の付加価値を提供することが重要との認識で一致し、対等の精神に基づき相互に協力することで本経営統合を目指すこととした。共同持株会社設立時の代表取締役社長には萩原電気の木村守孝・代表取締役社長執行役員を予定し、代表取締役副社長に佐鳥電機の佐鳥浩之・代表取締役社長執行役員を予定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る