FDKは「空気電池」への期待衰えず再び一段高、「23年にも試験出荷」と伝えられ注目強まる

■今期は営業利益42%減予想だが7月下旬の四半期決算発表に期待も

 FDK<6955>(東証スタンダード)は7月7日、再び一段高となり、午前10時にかけて14%高に迫る963円(117円高)まで上げて戻り高値を更新し、今年1月以来の960円台に進んでいる。7月5日付の日本経済新聞の「空気電池」に関する報道で「FDKは23年にも試験出荷」と伝えられ、この日に急伸。なか一日休んで一段高の展開となった。

 今期・2023年3月期の連結業績予想は、前期比で売上高を2.5%増、営業利益は42.4%減、当期純利益は5.5%減を見込むが、株価は発表翌日を下値に回復傾向となっている。第1四半期決算の発表は「7月下旬」を予定し、これに向けて期待が強まる可能性が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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