ブイキューブが高値を更新、EV充電事業への進出と新型コロナ感染者数の再拡大など材料視

銘柄フラッシュ

■シンガポールのEV充電企業に出資し日本での展開も検討

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は7月7日、再び一段高となり、取引開始後は18%高に迫る1360円(204円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新している。6日付で、シンガポールのEV充電サービスでリーダー的なスタートアップ企業への出資と日本でのEV充電事業進出を発表し、期待が強まった。また、新型コロナ感染者数が直近数日で急増したと伝えられ、テレワーク・リモートワーク関連需要の再燃も期待されている。

 出資するシンガポールのEV充電サービス企業はCHARGE+(チャージプラス)で、高い技術力や価格競争力に優れた製品により、後発ながらシンガポール国内でトップレベルのシェアを獲得し、政府公共機関や公営住宅・マンション・商業施設・タクシーやバスなどの基地などへの導入が進んでいる。中でもマンションにおけるシェアはシンガポール国内ナンバーワンになっているという。ブイキューブは、現地子会社を通じ出資を行い、シンガポールを中心とした東南アジアにおける事業展開の支援を行うと共に、日本国内における事業展開の検討・準備を開始するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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