【株式市場】日経平均は191円高、材料株物色が強く総じて堅調

◆日経平均は2万6298円66銭(191円01銭高)、TOPIXは1867.98ポイント(12.01ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億9791万株

 7月7日(木)前場の東京株式市場は、NYダウ反発やNASDAQ3日続伸などを受けて自動車、機械、電気精密株などが高く始まり、新型コロナワクチン開発中の明治HD<2269>(東証プライム)が続伸など材料性のある銘柄も高い。横浜ゴム<5101>(東証プライム)などのタイヤ株も値上げ効果への期待など言われ高い。日経平均は173円高で始まり、半導体株の一角が重い影響などで午前11時前に29円34銭高(2万6136円99銭)までダレたが前引けは持ち直した。

 イオン<8267>(東証プライム)、わらべや日洋HD<2918>(東証プライム)が第1四半期決算など好感されて急伸し、わらべや日洋HDはストップ高。コックス<9876>(東証スタンダード)も第1四半期決算など好感されて一時ストップ高。FDK<6955>(東証スタンダード)は「空気電池」への期待が衰えず再び一段高となり一時ストップ高。プレシジョン・システム・サイエンス<7707>(東証グロース)は新型コロナやサル痘の検査キットに注目とされ再び一段高。スパイダープラス<4192>(東証グロース)はチェンジとの提携に続き主商品の機能拡充も材料視され連日急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は5億9791万株、売買代金は1兆3762億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1088銘柄、値下がり銘柄数は662銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、ゴム製品、食料品、不動産、電気機器、繊維製品、輸送用機器、パルプ紙、保険、精密機器、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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