戸田工業は続伸スタート、持分適用会社での電池正極材料拡大など好感される

銘柄フラッシュ

■新しい製造プロセスを導入、クラス最高水準の製品を効率生産

 戸田工業<4100>(東証プライム)は7月21日、続伸基調で始まり、取引開始後は2419円(49円高)まで上げ、出直りを強めている。21日の16時30分に持分適用会社BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社の生産能力拡大を発表し、好感されている。取引時間中としては今年6月30日以来の2400円台を回復している。

 発表によると、同社の小野田事業所(山口県山陽小野田市)で電気自動車用リチウムイオン電池正極材料の生産能力の拡大を決定した。今後増大する電気自動車の需要に対応するため、ハイ・ニッケル系正極材料の年間生産能力を6万トンに引き上げる。また新しい製造プロセスを導入することで、日本およびグローバルな需要を満たすクラス最高水準の製品を効率的に生産することが可能になるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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