オービックは第1四半期好調の見方で約2週間ぶりに戻り高値を更新

業績でみる株価

■第1四半期は売上高が14%増加し営業利益は18%増加

 オービック<4684>(東証プライム)は7月22日、一段高となり、取引開始後は4%高の2万1740円(810円高)まで上げ、約2週間ぶりに戻り高値を更新している。21日の15時に第1四半期(2022年4~6月)の連結決算を発表し、前年同期比で売上高が14.3%増加し、営業利益は18.4%増加したことなどが好感されている。

 発表によると、主力製品の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、製造・流通・サービス・金融等、様々な業種・業界の大手・中堅企業からシステム構築の引き合いが強まり、システム構築売上については、大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、堅調に推移した。3月通期の連結業績予想は据え置き、営業利益は前期比10.1%増の596億円。第1四半期は繁忙期ではないにもかかわらず150.7億円となり、進ちょく率は25%で好調な推移とみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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