オークネットが5日続伸、電動ビジネスバイクのリースや中古EV電池査定など買い材料視

■EV中古車市場の厚みにつながりオークション事業拡大を期待

 オークネット<3964>(東証プライム)は7月25日、5日続伸基調となり、8%高の2417円(189円高)まで上げて約3週間ぶりに年初来の高値を更新し、昨2021年11月以来の2400円台に進んでいる。19日に電動ビジネスバイクのリース販売開始を発表してから続伸基調となり、続いて「国内で初めて中古電気自動車(EV)の電池査定を始める」(日本経済新聞7月23日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されている。

 中古EVの電池査定については、「今まで中古EVの電池の残量を正確に評価する仕組みがなく、中古市場の取引は低迷気味だった」(同)という。「中古EVの価値を適正に判断できるようになれば、中古市場の厚みが増し、新車の販売にも弾みがつく可能性が高まる」(同)ことになり、同社の中古車オークション事業にとっても追い風になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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