キヤノンMJが高値に迫る、第2四半期の3割増益と12月通期予想の増額修正を好感

株式市場 銘柄

■EOS・Rシステム搭載のミラーレスカメラや交換レンズ好調でITソリューションも好調

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)<8060>(東証プライム)は7月26日、買い気配のあと3040円(102円高)で始まり、今年5月につけた2018年以来の高値3095円に向けて出直りを強めている。25日の15時に第2四半期連結決算と12月通期業績予想の増額修正を発表し、第2四半期の連結営業利益、経常利益が各々3割増加したこと、12月通期の連結営業利益は従来予想を10.8%上回る460億円の見込み(前期比では15.9%増)に引き上げたことなどが好感されている。

 今12月期の親会社株主に帰属する連結純利益は同8.5%上回る320億円の見込み(同8.8%増)に引き上げた。コンスーマセグメントでEOS・Rシステム搭載のミラーレスカメラや交換レンズが好調に推移しているほか、エンタープライズセグメント、エリアセグメントで付加価値の高いITソリューションが、またプロフェッショナルセグメントの産業機器が好調に推移していることなどを要因とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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