コメリは2007年以来の高値に進む、今期増益、自社株買い、株主提案を材料視

■今期は各利益とも10%台の伸び率を見込む

 コメリ<8218>(東証プライム)は4月24日、大きく出直って始まった後もジリ高を続け、午前11時にかけて10%高の3740円(330円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新し、2007年以来の高値に進んでいる。23日の15時に3月決算と自己株式の取得(自社株買い)、株主提案に関する書面受領のお知らせを発表し、買い材料視されている。

 2024年3月期は売上高、各利益とも微減だったが、今期は各利益の伸び率を10%台とした。自社株買いは、60万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.24%)、取得総額20億円を各上限として、2024年4月24日から同年7月19日までの予定で実施する。

 株主提案は、上位株主のNORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE NVI01(代理人:日本バリュー・インベスターズ株式会社)から、「剰余金処分の件」などについて書面を受領したという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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