ウルトラファブリックス・HDが戻り高値に進む、『SDGs』銘柄で8月初の四半期決算発表に期待強まる

■第1四半期はクレーム対応あったが純利益48%増加

 ウルトラファブリックス・ホールディングス(ウルトラファブリックス・HD)<4235>(東証スタンダード)は7月27日の後場一段と強含み、13時過ぎには3305円(110円高)前後で推移し、戻り高値を更新している。湿式ポリウレタンレザー製品の専業大手で、「アニマルフリー」「軽量」「耐久性」などの特性が『SDGs』に合致。8月12日に第2四半期決算の発表を予定し、期待が高まってきたと見られている。

 第1四半期決算(2022年1~3月)は、「クレーム対応費用等の要因で利益が計画未達」(決算説明資料より)となったが、前年同期比では営業利益が36.4%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は48.4%も増加した。自動車向け、家具向け、オフィス向けに加え、「ビジネスジェット向けが販売増に大きく寄与」(同)。「クレーム問題への対応は1Qでほぼ終了」(同)とし、円安はプラスに働く事業特性のため注目度が高いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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